降圧薬ガイドライン
血圧を測る人

日本心臓財団が紹介している高血圧治療のガイドラインについてご説明します。

主要降圧薬の禁忌薬について

妊婦主要降圧薬の禁忌薬には、それぞれ大規模臨床試験の成績などから、積極的適応あるいは不適応となる病態があり、禁忌や慎重使用例を考慮した上で適した薬剤を選択するようにします。
主要降圧薬にはそれぞれ禁忌や慎重使用例があり、薬剤選択の際には注意が必要です。
非ジヒドロピリジン系Ca拮抗薬の場合、心抑制作用を伴うため心不全や高度徐脈例に対して禁忌となり、潜在性心疾患を有する高齢者やジギタリスを使用中の患者、β遮断薬と併用する際には十分に注意します。
ARBは妊婦、授乳婦への投与は禁忌となり、重症肝障害患者には慎重投与、クレアチニン2.0mg/dL以上の場合は投与量を減らすなどの配慮が必要です。
ACE阻害薬はARBとほぼ同様の禁忌と慎重投与ですが、まれに血管神経性浮腫による呼吸困難が出現することがあるので注意します。
β遮断薬は表の通り利尿薬との併用、あるいは単独でも糖・脂質代謝に悪影響を与えることがあります。
気管支喘息などの閉塞性肺疾患、徐脈、Ⅱ度以上の房室ブロック、レイノー症状、褐色細胞腫に対して禁忌ないし慎重投与となります。
突然中止すると離脱症候群として狭心症や高血圧発作が起こることもあるため、中止する場合は徐々に減量するようにします。
また、ベラパミルやジルチアゼムとの併用は徐脈や心不全をきたしやすいため注意が必要です。